ふた葉プロジェクトスタッフのピンナ アレッシオ(左)と梅村 綾子(右)です。
私たちと一緒に熱く楽しく勉強しましょう!

〜梅村より、ひとこと〜
「考える」ことが好きで、それを追求していたら理学博士になっていたという私は、研究も好きでしたが、より多くの皆様と接点がある中で、堅苦しくなく学ぶことの面白さを伝えていきたい、と行動に移すことに致しました。宜しくお願い致します!

1978年愛知県名古屋市の生まれ。金城学院高等学校卒業後、東京理科大学理学部第一部化学科へ進学し、大学での勉強の傍ら、体育会ヨット部に所属。同期及び先輩後輩と共に身も心も鍛え熱く励み、全日本女子470級に2年連続出場を果たす。大学4年生の始め、大学院進学か就職か迷っていたところ「迷っているくらいなら仕事して世間を見て来い」との父の言葉に「その通りだ」と納得、アストラゼネカ株式会社へ医薬情報担当者(MR)として就職。ここでの多くの貴重な出会いは、自己を分析そして考え直すきっかけとなり、人生の苦労を経てでも自分のやりたいことをやり遂げることを人生のモットーと決めた。アストラゼネカを退社、自費でイギリスマンチェスターへ。

マンチェスター大学では修士課程としてCheminformaticsコースを専攻、自費かつ自己決意の道ゆえ「損や失敗」は自分の中で絶対許されず、結果Distinction(優等生)として修士取得。この時、イギリスの日本とは異なる勉強スタイルに感銘を受け、学問は感動そのものとなった。

マンチェスター大学のPhD(博士)課程へ進学を希望、Michael Anderson教授のご指導の元、奨学金により研究プロジェクトへ雇用して頂く傍ら学位取得に励んだ。専門は粗視化モデルを用いたコンピュータシミュレーション(モンテカルロ法)により結晶成長を理解・推測し、化学実験でその結晶を実際に合成していくこと。

このテーマは学位取得後、京都大学の北川進教授率いるプロジェクトの一つ、科学技術振興機構(JST)ERATO北川統合細孔プロジェクトの博士研究員(ポスドク)として研究に従事することで、更に発展させ、錯体フレームワーク結晶の形態変化において新しい見解を導く事となった(写真下:東京化学同人様の月刊誌『現代化学』でも発表する機会を頂きました)。また、研究の傍ら、市民の皆さんにサイエンスの面白さを伝えることにも全力を注ぎ、それをきっかけとして、『今私が私であり私ゆえに皆の役に立てられる事は何か?』と自分に問い直す。

「皆に勇気と希望を持って人生を楽しんで頂くお手伝い、そして私自身も皆に刺激され成長し続けること」を描きながら、名古屋へ戻り、教育普及活動の一助になりたくて、英語とサイエンスの教室、「ふた葉プロジェクト」を創設する。「新しい気付きが色々あった=視野が広がった」とご感想を頂く度に励まされ、そこに最高の生き甲斐を感じている。

その傍ら、奈良女子大学キャリア開発支援本部、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部での兼務を経て、現在 名古屋大学博物館に特任助教として活動中。「学生とともにつくる」「地域とともにつくる」博物館を目指し、各種プロジェクトを実施。それに関連し、博物館における科学教育をテーマに調査研究を進める。

2022年4月より、ふた葉プロジェクト(代表:ピンナ アレッシオ)のアドバイザーに就任。
博物館での活動の他、サイエンスカフェ/イベントの企画・運営を手掛けることに加え、名古屋大学の研究成果を英文記事にして海外へ発信してきたことを強みとし、サイエンスコミュニケーター、サイエンスライター、各種イベント・セミナーの講師としても活動中。素晴らしい人々との出逢い、刺激がたまらなく楽しい日々〜皆様に感謝!

【お知らせ】
上記、紆余曲折ハチャメチャな私の人生ですが、、2015年6月、Chem-Station様に「科学を伝えるーサイエンスコミュニケーターのお仕事」でご紹介頂きました!「こんなんでも」チャレンジするは自由!一緒に挑戦できる仲間に巡り会えたら、それは私の喜びそのものです。
よろしければご覧下さいませ:http://www.chem-station.com/blog/2015/06/ayakoumemura.html

加えて、2015年12月、NHKサイエンスZEROのプレゼンバトルに出場することになりました。「生命の不思議」について、私の興味に思っている切り口でお話する予定です。
紹介VTRはこちらです。
よろしければご覧下さいませ:http://www.nhk.or.jp/zero/vote/vote.html


写真:『現代化学』2012年4月号。『現代化学』は東京化学同人様の月刊誌です。生命科学から材料化学まで化学に関連するホットな話題を幅広く紹介しています。

〜ピンナより、ひとこと〜
国際化は良くも悪くもあるが、国際化が進んでいる世の中にあるべき日本の教育とは?ー自らも考え力になりたい。皆さん、宜しくお願いします!

1978年イタリア サルデーニャ(島)の生まれ。イタリア カリアリ大学で経済学を専修後、より多国籍なビジネス市場を身近に置き専門性を高めることを目的とし、また世界どの分野でも必須となっている英語の習得も兼ねて渡英。当時イタリアの学校ではフランス語を第二言語として学ぶことになっていたため、英語力は渡英後、マンチェスター シティ カレッジ 及び マンチェスター大学の語学学校でその基礎力を学ぶ。多くの友人に恵まれ、ネットワーク作りを通し英語力を一気に上げた。

英語習得後、まずマーケティング及びセールススキルを実際の現場で身に付けるため、自らの趣味でありイギリスならではのスポーツであるフットボールをターゲットに展開する会社Stanley International Betに就職。真面目な仕事態度および高いモチベーションを上司に評価され、新人教育を任される様になった。

その後、この経験をバネに更なる専門性を学術から高めるため、マンチェスター大学ビジネススクールに入学。イタリア政府より奨学金を受け、グローバルオペレーションとサプライチェーンマネジメント(SCM)を専攻し、最新のSCM事情および方法をチームワークでの実践を通し身に付けていった。

ビジネススクール修了後、英国での更なるチャレンジとしてEner-G、Kellogg'sでプロジェクトメンバーの一員として働く。その後イタリアに戻りTechno Officeに就職する傍ら、ビジネスイングリッシュの講師としての経験も持つ。

『今私が私であり私ゆえに皆の役に立てられる事は何か?』という質問に対して、「真面目で熱心な日本人は世界が認める素晴らしい業績を残している。自信を持ってもっと堂々とその業績を紹介出来る様に、潜在能力発揮のきっかけを作るお手伝いをしたい」を答えとする。また自らも日本の生身の文化に触れられる事で、母国イタリアやイギリスと比較する良い勉強になるとの期待を持ち日本へ渡る。

名古屋で梅村綾子と「ふた葉プロジェクト」を創設、その他、企業のイタリア語講師、名古屋市立小学校の外国語(英語)指導アシスタント、及び名古屋市立小学校の部活動(サッカー)副主任指導者として活動中。2022年4月より、ふた葉プロジェクトの代表を務める。

余暇の楽しみは、美味しいイタリア料理を作ること(絶賛大好評!)とギター。







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